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    一般社団法人日本舶用機関整備協会が、会員管理システムのサーバ保守切れ対策に「P2P型ハードウェア入替サービス」を採用

    2017.04.05ニュースリリース

News Release

株式会社ファナティック(本社:東京都千代田区、代表取締役 内 義弘)は、一般社団法人日本舶用機関整備協会(事務局:東京都千代田区 会長 浅田 栄一)が、協会会員管理システムの継続利用を目的に、OSおよび運用中の業務システムをそのまま新サーバに移行する「P2P型ハードウェア入替サービス」を採用したことをお知らせいたします。

日本舶用機関整備協会は、船を航走させるのに必要な原動機設備である舶用機関の整備を事業とする民間企業の経営基盤の強化、技術向上による業界の発展を図り、船舶の安全ならびに関連産業の発展を推進しています。

約600社の会員が所属する同協会では、これらの企業に対して舶用機関整備士の資格検定や技術講習会などの活動を行うための会員の個人情報を管理しています。この会員管理システムは、2011年にWindows Server 2008 R2上でOracle DBを使い独自に開発した業務アプリケーションです。満5年を経過した昨年の12月にサーバ製品の保守切れを迎えましたが、開発に携わった担当者が不在のため刷新にあたっていくつかの問題が立ちはだかりました。

・ハードを入れ替えると必然的にOSが最新版になる
・OSにあわせてOracle DBやアプリケーションの改修と再設定が発生する
・新たなシステム構築に必要な費用の負担
・システムが変わると運用現場の担当者にあらためて教育を行う必要がある

そこで、システムの再構築や刷新を行わずサーバの保守切れに対応するため「P2P型ハードウェア入替サービス」を採用。よりパフォーマンスの高いCPUや大容量ストレージを搭載したサーバへリプレイスしたことでレスポンスが速まり、業務処理スピードも向上しました。

また、今回のリプレイスにあわせてバックアップシステムやUPSを整備することでシステム全体の安定性も確保。同協会では、会員管理システムを使った業務に変更がない限り、新ハードウェア保証期間である今後5年の継続利用を計画されています。

「P2P型ハードウェア入替サービス」は、Windows2000や2003ほか旧バージョンOSで稼働している業務システムをそのまま新しいハードウェアへ移行し、さまざまな事情でシステムを使い続けたいというニーズをお持ちの各企業様で採用いただいております。サービス開始の2009年からこれまでに300台を超える業務システムの移行実績を持ち、その移行成功率は100%を継続しています。
詳しい内容は以下をご覧ください。
https://www.fanatic.co.jp/baizo/p2p.php


図:P2P型ハードウェア入替サービスの概念図

ファナティックについて
ファナティックは、企業・大学・研究機関向けにサーバ、ストレージ機器など、お客様の目的や用途にあわせた最適な製品を1台から国内の自社工場で設計、製造しています。大手メーカーでは対応が難しい少ロットのオーダーメイドなど、利用者にとって価値ある製品やサービスを開発・提供しております。

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