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コストパフォーマンスの高いストレージ共有環境がほしい

高速ネットワークストレージシステム

製造分野における品質管理、プロセス精度、作業効率向上など、自動化のための画像処理、革新が進む放送技術に即した映像制作の現場など、コンピュータによる画像、映像情報処理の利用環境の拡大と高度化が進んでいます。また一方、ASPやクラウドサービス利用において、保存されたデータへの頻繁かつ高速なリードライトへの要求が高まっています。
各企業のデータ利用環境や用途、予算に最適なサーバーやストレージ製品をオーダーメイドで製造する過程において、さまざまな技術の採用やノウハウを培ってきたファナティックでは、さらに高速化ニーズに対応するため、I/Oボトルネック解消するノード間接続へのInfinibandの採用、RDMA設定やチューニング設定など、最新技術の利用やノウハウの活用によるコストパフォーマンスに優れた高速ネットワークストレージシステムを提案いたします。

特長・適用分野

特長
  • InfiniBand、HCA(Host Channel Adapter)による接続

スパコンやHPC、金融系システムのアルゴリズム取引など、多数のノード接続、広帯域、低レイテンシを必要とされる分野で、高い演算性能を得るためのインターコネクト技術であるInfiniBandによる接続を実装。


  • 専門技術者による高速化チューニング

通信できるデータ量や受信確認を送信側に送る間隔の設定調整をはじめ、お客様の利用環境にあわせて最適なネットワーク設定からチューニングまでを標準で行います。


  • NFS採用によるファイルシステム共有とコスト抑制

高いコストパフォーマンスを得るためには大容量ストレージを共有するアプローチが一般的です。ファイル共有に適したNFSを採用することによってストレージ装置のコストを抑制します。


  • NFS over RDMAにおける低レイテンシ、高スループットの実現

NFS採用によるI/Oパフォーマンスの懸念点がスループットの低下です。この問題に対しファナティックではNFS over RDMAの採用をご提案します。*ベンチマーク検証結果をご覧ください。

NFS over RDMA (IPoIB接続) でのFIOベンチマーク結果(※)
※56Gbps-Infinibandで構成したシステムでの実施による


  • 適用分野、主な利用シーン

・画像、映像制作や編集におけるデータへのアクセス
・画像を使った機械学習
・演算ノードのデータへのアクセス