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海外規格認証対応 組み込みコンピューターが欲しい

ファナティックは、産業用コンピューターの
CE / UL / CCC / KC /BSMI など海外規格認証に対応しています

海外規格認証 産業用コンピューター

半導体製造装置をはじめとする日本の製造装置メーカーには、これまで以上に迅速なグローバル供給と、止まらない安定稼働が求められています。装置の心臓部ともいえる組み込みコンピューターの選定において、性能やコスト以上に設計者の頭を悩ませるのが「海外規格認証」です。
装置全体としての認証取得は当然ながら、運用フェーズにおける「保守部品としての輸出」という観点を見落とすと、ビジネスに重大な停滞を招くリスクがあります。


  • コンピューター輸出における「見えない落とし穴」

装置の出荷時には問題にならなくとも、納入後の保守・修理の段階で表面化するのが「コンピューター単体での輸出不可」という問題です。
多くのケースでは、コンピューターは「装置の一部」としてシステム全体で認証を取得しています。しかし、稼働中の装置でコンピューターに不具合が生じ、交換用のコンピューターを単体で海外へ送る必要が出た際、そのコンピューター単体が各国の規格(CE / UL / CCC / KC /BSMIなど)を満たしていないと、税関で差し止められる、あるいは現地での使用が認められないといった事態に陥ります。


  • よくある課題:保守対応の遅延と信頼喪失

●物流の停滞
規格認証の証明ができないため、通関に多大な時間を要する。

●ダウンタイムの長期化
交換部品が届かないことで、エンドユーザーのラインが停止し、多額の賠償や信頼失墜につながる。

●現地調達の困難さ
同じスペックのコンピューターを現地で調達しようとしても、産業用コンピューターの長寿命性や特定構成の担保ができず、動作保証ができない。


  • 解決策:規格認証取得済みコンピューターの戦略的採用

これらの課題を根本から解決するためには、設計段階から「コンピューター単体での海外規格認証」を念頭に置いた調達が不可欠です。

●解決策(1):認証取得済みモデルの先行採用
各国の主要な規格(CE / UL / CCC / KC /BSMIなど)をすでに取得している産業用コンピューターを選択することで、輸出時のコンプライアンスリスクをゼロにします。

●解決策(2):受託による新規規格取得
特殊な構成や、標準ラインナップにない仕向け国への対応が必要な場合、メーカー側で特定の規格取得を代行・サポートすることで、設計者は本来の装置開発にリソースを集中させることが可能になります。


  • 導入メリット:グローバル保守体制の強靭化

海外規格認証を取得した組み込みコンピューターを採用することで、以下のような具体的なメリットを享受できます。

●開発遅延の防止
認証取得済みの証明書によりスムーズな通関が可能になるため、装置の開発における時間のロスをなくし遅延を防止します。

●装置の付加価値向上
「コンポーネント単位で認証を取得している」ことは、エンドユーザーにとっての運用継続性を保証する強力なセールスポイントになります。

●品質の向上
各国の電磁波規制(EMC)や安全基準への適合により品質を担保し、PL法や輸出管理上のリスクを最小化します。


特長・適用分野

ファナティックは、製造装置メーカー様の厳しい要求に応えるため、産業用コンピューターのカスタマイズと規格対応において国内トップクラスの柔軟性を備えています。

① 海外主要規格への広範な対応
CE、ULといった主要規格に加え、仕向け国に応じた各種認証取得済みモデルをご用意しています。また、単に取得しているだけでなく、最新の規制動向(RoHS/REACH等の環境規制含む)に基づいた適切なアップデートを継続しています。

② お客様のご要望に基づく「新規取得」代行
「特定の構成でこの国の規格を取りたい」という個別ニーズに対し、試験の実施から申請代行までトータルで対応。自社でゼロから規格を通す手間とコストを大幅に削減します。

③ 過酷な環境に耐えるカスタマイズ性能
半導体クリーンルーム内での使用や、24時間365日の連続稼働に耐えうる高信頼性設計。使用部材の厳選により、高熱、振動、粉塵などの環境下でも安定したパフォーマンスを発揮します。

④ 産業界の必須条件「長期安定供給」
産業用コンピューターにおいて最も重要な「同一構成での長期供給」を実現。マザーボードやOSのバージョン固定により、一度装置の評価を完了すれば、数年間にわたり再検証の手間なく同一品質のコンピューターを導入いただけます。

⑤ 日本語による高度な技術サポート
海外メーカー製コンピューターでありがちな「コミュニケーションの壁」はありません。国内自社工場・国内エンジニアによる日本語サポートを提供。万が一の不具合解析や技術的な問い合わせに対しても、迅速かつ的確なレスポンスをお約束します。


  • まとめ:次世代装置開発のパートナーとして

製造装置のグローバル競争において、ハードウェアの性能と同じくらい重要なのが運用の確実性です。海外規格認証の問題を後回しにすることは、将来の大きなコスト増を意味します。 ファナティックは、単なるコンピューター供給ベンダーではなく、お客様の装置が世界中で安定して稼働するための「技術的パートナー」でありたいと考えています。 現在お抱えの輸出に関する課題や、次世代機での規格取得について、ぜひ一度ご相談ください。