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    小田急トラベルが「ハード入替サービス」で基幹システムを移行、旧仮想OS対応の新品サーバーでバージョンアップを不要に

    2018.11.20ニュースリリース

News Release

株式会社ファナティック(本社:東京都千代田区、代表取締役 内 義弘)は、株式会社小田急トラベル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 佐々木 文信)の基幹システムに「ファナティック ハード入替サービス」が採用され、バージョンアップをせずに全58台の仮想マシンの移行を成功しましたのでお知らせいたします。

移行対象のシステムは、旅行商品の在庫照会、予約、販売、ツアー精算・請求管理、審査管理などの小田急トラベルの業務全般を支える旅行業基幹システムです。2000年に稼働を開始した同システムは、5年後のサーバー保守契約満了時からVMwareで仮想化し、使い続けてきました。

しかし、今回のサーバー保守契約終了に際し、VMware vShere ESXi5をサポートするサーバー機器は、各メーカーにおいて製造が終了しており、また調達可能なサーバー機器はESXi6以降がサポート対象であるため、仮想マシンであるWindowsサーバーOSが動作保証されないという問題に直面します。

いまのESXi5環境のまま、旅行業基幹システムを使い続けることを望む小田急トラベルでは、「ファナティック ハード入替サービス」を採用することによって問題の解決を図り、より長期に渡るシステムの継続利用を可能にしました。

仮想化技術は、業務システムの延命手法として多く利用されていますが、他のオープン系OS同様、VMwareの旧バージョンに対応するサーバー機器が調達できる期間には限界があり、これが業務システムの継続利用を阻む一因となっています。

「ファナティック ハード入替サービス」は、WindowsサーバーOSやLinux OSに限らず、今回のような旧バージョンのVMwareを動作保証する新品のサーバー機器を製造し、利用中の各種業務システムに一切手を加えることなく、V2V(注1)型による移行にも対応可能なサービスで、これまでに450台(※2)を超える移行をすべて成功させています。

当社は、このようにシステムを使い続けたいとお考えの企業のご要望にお応えすべく、さまざまな業務システムの移行に対応していきます。

図:ファナティック ハード入替サービスによる移行イメージ

図:ファナティック ハード入替サービスによる移行イメージ


<用語説明>
(注1)V2V(Virtual to Virtual):VMwareなどで構築された仮想環境から新しい仮想環境へ移行する手法

【株式会社小田急トラベルについて】
総合生活サービス産業を目指す小田急グループ。小田急電鉄を中心とするグループ企業101社のなかで、株式会社小田急トラベルは旅行部門を担当。1976年の創立以来、高品質で値ごろ感のある旅行商品を開発、提供しています。

【ファナティックについて】
ファナティックは、企業・大学・研究機関向けにオーダーメイドのサーバー、ストレージ、産業用コンピュータを国内の自社工場で製造しており、大手メーカーでは対応が難しい、少ロット対応や長期供給、Windows Serverなどの旧OSが動作するハードウエアの製造などを特長としています。

【ファナティック ハード入替サービスについて】
全面刷新の必要のない業務システムのOSを含めたシステム全体を、何も変えずに新しいファナティック製ハードウエアに入れ替えて、システムを継続利用(延命)することを独自技術によって可能とした移行サービスです。これまで450台、200社超にご利用いただいています。

※記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社ファナティック  広報担当:枝並
〒102-0076 東京都千代田区五番町1-11 五番町TMビル3F
TEL:03-5212-1466  FAX:03-5212-1467  E-mail:mkt_p@fanatic.co.jp
URL:https://www.fanatic.co.jp/p2p/

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