『問題解決型』ハードウェアメーカー
ファナティック

News Release

株式会社ファナティック（本社：東京都千代田区、代表取締役　内　義弘）は、オンプレミスのサーバーで稼働する基幹システムをファナティック製のサーバーにP2P（注1）方式で移行する「ファナティック ハード入替サービス」において、この度初めてSAP R/3の移行に成功しましたので発表いたします。

今回、SAP S/4HANAへのバージョンアッププロジェクトを計画する電子部品製造業のお客様より、SAP S/4HANAが稼働するまでの数年間において、SAP R/3を維持するための対策として相談を受けました。バージョンアップには数年の期間が必要になりますが、その間にSAP R/3が稼働するハードウェアの経年劣化による故障リスクの高まりが課題となっていました。

同社は、第三者保守サービス（注2）の採用も検討しましたが、中古部品かつベストエフォート型のサポートでは完全なリスク回避はできないと判断。これまで多くのERPシステムの移行実績があり、長期保守契約が可能なファナティック製の新品オーダーメイド・ハードウェアへの移行ができる「ファナティック ハード入替サービス」の採用に至りました。

今回の移行について同社は次のように述べられています。
「新ハードウェアへの移行は何の問題もなく計画通りに完了しました。ミドルウェアなどのライセンス再購入も一切不要でしたので、予算申請もしやすかったです。これからSAP S/4HANAへのバージョンアップに万全の体制で臨むことができます。」

このSAP R/3を含むSAP ERPは、2025年にサポートを終了する計画であることが発表されており「SAP 2025年問題」と呼ばれています。多くの企業では、後継のSAP S/4HANAへのバージョンアップを計画しているようですが、現バージョンとはアーキテクチャが大きく異なることから、開発期間の長期化と費用の肥大化、そして現行システムの安定維持の継続が大きな課題とされています。

ファナティックは、「ファナティック ハード入替サービス」により、SAP S/4HANAシステムの稼働まで、長期にわたり現行システムの安定維持運用を支援しております。

図：「ファナティック ハード入替サービス」の適用イメージ

＜用語説明＞
（注１）P2P（Physical to Physical）：物理コンピューターから物理コンピューターへそのまま移行する方式。仮想化（P2V）とは異なる移行方式。
（注２）第三者保守サービス：企業が所有するIT製品（ハードウェアやソフトウェア）の保守サービスを第三の企業が提供すること。

【ファナティックについて】
ファナティックは、企業・大学・研究機関向けのサーバー、ストレージ、産業用PCなどをオーダーメイドで製造するコンピューター・メーカーで、長期供給、少量多品種、特殊なカスタマイズなど他のメーカーでは実現が難しい要件への対応を特徴としています。

【ファナティック ハード入替サービスについて】
メーカー保守切れや老朽化が進むサーバーで稼働する基幹システムを、独自技術でファナティック製の新品サーバーへ移行するサービスです。OSやアプリケーションソフトウェアにはいっさい手を加えないため、今の業務を維持・継続したいシステムに適しており、これまで500システム、200社超にご利用いただき、100%の移行成功率を誇ります。

※記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。

＜製品・サービスに関するお問い合わせ先＞
株式会社ファナティック　　広報担当：枝並
〒102-0076　東京都千代田区五番町1-11 五番町TMビル
TEL：03-5212-1466　　FAX：03-5212-1467　　E-mail：mkt_p@fanatic.co.jp
URL：https://www.fanatic.co.jp/p2p/

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