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    4K、8K(超高精細)映像編集や大量画像処理向け ネットワークチューニングを標準パッケージ化した、 高速ストレージサーバーの販売を開始

    2017.05.17ニュースリリース

News Release

株式会社ファナティック(本社:東京都千代田区、代表取締役 内 義弘)は、超高精細化が進む映像編集や高画質かつ大量画像データの処理分野向けに、専門技術者によるネットワークチューニングを標準パッケージ化したストレージサーバーの販売を開始します。

今回リリースするストレージサーバー製品は、シーケンシャルアクセス中心の利用を主な対象とし、InfiniBandの採用によるノード間最大100GbpsのスピードとRDMA機能の利用によって、HDDを採用しながらもFlashデバイスと同程度の帯域の確保を可能にしました。また、通信できるデータ量や受信確認を送信側に送る間隔の設定調整をはじめ、お客様の利用環境にあわせて最適なネットワーク設定からチューニングまでを標準で行う高速化の支援を標準でサポートすることにより、コストパフォーマンスに優れたネットワークストレージ共有環境を提供いたします。なお、NFS over RDMAでのベンチマーク結果を後述しますのでご覧ください。

4K、8Kなど革新が進む映像編集の分野において、大容量化するデータのコピー・移動・転送にかかる時間の短縮化は、編集作業の効率化のために大変重要となっており、また機械学習、ディープラーニングのビジネス利用への取り組みが急速に広がるなか、画像認識や分析においても同様に大容量化するデータ処理環境の整備といったニーズにお応えしてまいります。

<特長>
1)ノード間最大100Gbpsの高速ネットワーク
広帯域、低レイテンシなInfiniBand、HCA(Host Channel Adapter)でクライアントとストレージ間を最大100Gbpsで接続。

2)専門技術者によるネットワークチューニング
お客様の利用環境にあわせて最適なネットワーク設定からチューニングまでを標準で行います。

3)NFS採用でストレージのコストを抑制
ファイル共有に適したNFSを採用することによってストレージ装置のコストを抑制。優れたコストパフォーマンスを実現します。

4)NFS over RDMAによる低レイテンシ、高スループットの実現
クライアントおよびストレージ間へのDMA転送。

■NFS over RDMA (IPoIB接続) でのFIOベンチマーク結果(※)
※56Gbps-Infinibandで構成したシステムでの実施による

 

ファナティックについて
ファナティックは、企業・大学・研究機関向けにサーバ、ストレージ機器など、お客様の目的や用途にあわせた最適な製品を1台から国内の自社工場で設計、製造しています。大手メーカーでは対応が難しい少ロットのオーダーメイドなど、利用者にとって価値ある製品やサービスを開発・提供しております。

※記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。
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