老朽化

保守
切れ

故障
頻発

制御用PCを
リプレース
したい！

生産の効率化や品質向上のために導入される装置や設備などの産業機器では、その制御を行うために産業用PCが使われています。

産業用PCは工場の生産ラインや倉庫などに設置されるため、一般的なPCと比べて耐久性が高いことやメーカー保守期限も長期であることなどが特長としてあげれられます。

装置や設備にあわせて、できるだけPCも長く使えるように考慮されてはいますが、やはりどうしても装置や設備の耐用年数とPCの耐用年数には差が生じてしまいます。

このため、装置や設備よりも早い時期に、経年による劣化や故障などの寿命で入れ替えが必要になることから、ある時期に大きな問題として顕在化することになります。

制御システムでは、Windows XPやWindows 7など旧世代のOSで稼働する多くのPCが利用されています。

OSをWindows 10などにバージョンアップするとシステムの改修をしなければならない、さらには装置や設備も入れ替えなければならないなど、バージョンアップによる影響範囲が大きく、コストも大きく膨らんでしまうことが聞かれます。

これを回避する方法として、ある企業では初期導入時にまったく同じ仕様のPCを予備機として用意しておき、故障に備えるという対策が取られていました。いずれXPに対応するPCが入手できなくなることを見越し、装置と接続するためのインターフェースカードなども用意していたといいます。

では、このように予備機を用意していない、あるいは用意していた予備機がいよいよ寿命となってしまった場合、やはりバージョンアップをしなければならないのでしょうか。

装置や設備には影響を及ぼさず、かつシステム構築・改修の工数やコストをかけないためには、仮想化技術はいっさい使わずにWindows XPやWindows 7で構築した現在のシステムが動作する物理環境を維持することが最善の方法です。

コストを抑え、今のままシステムを維持したいという多くのお客様から感謝のお言葉と支持をいただいています。