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『ファナティック ハード入替サービス』に関するコラム。 サポートが切れたWindowsやLinuxOSで稼働するシステムを使い続ける上で、 お役に立つ技術情報、お客様事例などを発信します。

レガシーシステムに紐づいたOracleライセンス問題


Oracleを利用したレガシーシステムの仮想化・クラウド化のライセンス問題

 

■Oracleを利用したレガシーシステムの仮想化・クラウド化のライセンス問題
物理環境で稼働する基幹システムのレガシー化が進んだ場合、VMwareやHyper-Vなどの仮想環境への移行(P2V)、またはAWSやAzureなどのクラウドサービスへの移行(P2Cloud)を検討されることが多いようです。

もし、物理環境のデータベースエンジンにOracle(オラクルデータベース)を利用したシステムを移行する場合には、Oracleのライセンスについて問題となるケースがあるので注意が必要です。

 

■ライセンスカウント~Oracleの場合~
オラクル社のFAQでは、サーバー仮想化ソフトウェア(VMware、Hyper-Vなど)を使用した際のライセンスカウントは、物理サーバーに搭載されている“全て”の物理プロセッサが、このライセンスカウントの対象になると記載されています。

つまり、現在の物理サーバー装置と移行先の仮想環境のプロセッサ数が異なる場合、移行先のプロセッサやコアの数に合わせて、ライセンスを再購入する必要があることを意味します。

クラウドへ移行する場合も同じく、クラウド側の環境に合わせたライセンスを再購入する必要があり、移行に関するトータルコストに強いインパクトを与えそうです。

 

■ライセンス再購入の無駄を省いてOracleを利用したレガシーシステムを使い続けるには
そこで、物理環境から物理環境に移行するP2Pの出番です。

新しい物理環境には、現在のサーバー装置と同じプロセッサ数・コア数のCPUが搭載されたオーダーメイドサーバーを用意しますので、Oracleライセンスの再購入などの余計な投資は不必要となります。

オーダーメイドサーバーメーカーのファナティックならではの提案力で、レガシーシステムの課題に新たな解決策を導き出します。

 

レガシーシステムに紐づいたOracleライセンス問題

 

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