コラム

株式会社ファナティックが提供する
『ファナティック ハード入替サービス』に関するコラム。 サポートが切れたWindowsやLinuxOSで稼働するシステムを使い続ける上で、 お役に立つ技術情報、お客様事例などを発信します。

サポート期限が終了したWindows Server 2008/2008 R2はいつまで使い続けられる?


■Windows Server 2008/2008 R2ユーザーの悩み

Windows Server 2008/2008 R2は2020年にサポート期限が終了しましたが、その後もWindows Server 2008/2008 R2で稼働するシステムを使い続けている企業は少なくないことから、維持するにはどうすればよいかというご相談が続いています。

サポートが終了したOSで稼働するシステムをなぜ使い続けているのか。その理由はさまざまですが、最も多いのはシステム会社からの提案で新しいシステムの開発作業は進めているが当初よりも計画が遅れており、稼働するまではサポート期限が終了したWindows Server 2008/2008 R2のシステムを維持しなければならないというケースです。

 

Windows Server 2008/2008 R2 サポート終了

 

【関連情報(調査レポート)】
125社に実施したWindows Server 2008サポート期限終了にともなう業務システムの更新計画に関する意識調査

 

このような状況において問題となるのが老朽化したハードウェアであり、メーカーの保守期限が終了しているため故障時の対応が心配だが、ハードウェアを入れ替えるにはOSバージョンアップとともに必要とされるシステム改修のコストや工数がかけられないという事情があります。

また一部のお客様では、システム会社から提案されたリプレースの見積もり自体が受け入れられる金額ではなく、リプレースによる効果も得られないため刷新が先送になっているということもあります。

前者での想像以上の費用になってしまうことの一因として、OSのバージョンアップをすると連携するほかのシステムに影響があり、これに関わる開発工数が膨らんでしまうことが背景にあります。

システムを利用する企業側としては、安全に使い続けられるよう対策をしておきたいところですが、システム会社やアプリケーションソフトのベンダーに相談しても多くは以下の回答で行き詰ってしまうようです。

・マイクロソフト社のサポート期間が過ぎてしまい、セキュリティ面で危うい
・導入当時と同じ世代のハードウェアはもう提供できない
・バージョンアップできないと保守サービスを打ち切らざるを得ない

 

■このままシステムを使い続けても良いのでしょうか

業務上は、引き続き運用し続けなければならないシステムであることは明白ではあるものの、Windows Server 2008/2008 R2のサポート期限が終了していること、ハードウェアの保守期限も終了していることを踏まえると、多くの方々が疑問に思うのが「このままシステムを使い続けても良いのか」ということです。

具体的には、
①セキュリティは大丈夫なのか?
②老朽化したハードウェアの代替はあるのか?
③使用権(ライセンス)は切れないのか?
に対する回答を求められます。

ファナティック ハード入替サービスまるわかりガイド

 

①のセキュリティについては、対象のシステムがインターネットで外部と接続しているか否かは大きな分かれ目として捉えるユーザーは多いです。インターネットで外部と接続しているシステムであれば最新バージョンへの移行で防御を図り、一方、社内利用に限定されたシステムであれば外部からの脅威の可能性は極めて低いと判断して現行バージョンでの利用を継続するというケースに分かれます。加えて、セキュリティソフトウェアを導入することで可能な限りの備えはできます。

②のハードウェアに関しては、レガシーOSであるWindows Server 2008/2008 R2に対応する中古機の調達という方法も考えられますが、15年以上前の導入当時と同じ世代のハードウェアで状態の良い機器が手に入れられる可能性は大変低く、もし入手できても保守サポートがない機器では故障時の修理ができないため、重要なシステムを稼働させるには不安があります。

③の使用権に関しては、Windowsのライセンスは永続ライセンスのため問題ありません。当時のソフトウェアライセンスでサブスクリプションの形態がとられている製品はほぼなく、OS以外のソフトウェアも同様に永続ライセンスであれば問題はないでしょう。

これらに対し、Windows Server 2008/2008 R2で稼働するシステムを使い続けるためには、安心して使用できるハードウェアの代替さえあれば、懸念は解消されることになります。

 

■新品ハードウェアにOSごと移行

Windows Server 2008/2008 R2サポート期限終了後も、いまの基幹システムを低コストで安全・安心に維持したいなら、システム移行サービスである「ファナティック ハード入替サービス」がおすすめです。

このサービスを利用することで、最新OS ・最新ハードに対応させることなく、ハードウェアだけをファナティック製の新品サーバー装置へ入替をして、OS含めたソフトウェア群はそのまま使い続けることができます。コストと人手をかけずに現システムを維持できるため、多くの企業で採用が進んでいます。

 

Windows Server 2008/2008 R2 サポート終了

 

●「ファナティック ハード入替サービス」の3つのメリット
【1】ソフトウェア購入費や改修コストが一切不要なため、Windows Server 2008/2008 R2 のシステム更新コストを大幅削減が可能
【2】移行成功率100%で、800台以上の移行実績のため移行作業はすべてお任せ
【3】移行後のハードウェアは最長5年間の長期保守

Windows Server 2008をそのまま移行

 

Windows Server 2008/2008 R2とアプリケーションを新しい環境にそのまま移行。 OS再インストールやプログラム改修は一切行わず、いままでと何ら変わらない機能で業務システムを使い続けることができますので、「ファナティック ハード入替サービス まるわかりガイド」でぜひ詳しい内容をご覧ください。

 

【関連情報・コラム】
Windows Server 2008サポート終了~延命対策サービスのご案内
Windows Server 2008で稼働する業務システムの継続運用(延命方法)について

【関連導入事例】
仮想化せずにERPシステムのハードウェアをリプレース、サーバー保守終了後の故障リスクを未然に防止

ファナティック
ハード入替サービス
まるわかりガイド

ダウンロードしてね

【こんな方へおすすめ 】
・保守切れのシステムやハードウェアを維持する方法を知りたい
・ハードのみの入替の検討を始めたい
・サービス内容をまとめた資料が欲しい
・どんな会社で採用されているか知りたい
IMG