株式会社ファナティックが提供する
『ファナティック ハード入替サービス』に関するコラム。
サポートが切れたWindowsやLinuxOSで稼働するシステムを使い続ける上で、
お役に立つ技術情報、お客様事例などを発信します。
2020.09.18
■Windows Server 2008/2008 R2 サポート期限終了とは?
Windows Server 2008/2008 R2サポート期限は、メインストリームサポートが2015年1月13日に終了し、その後の対策として実施された延長サポートも2020年1月14日で終了しました。このタイミングで、延長サポートによって無償で行われているセキュリティ更新プログラムの提供も終了となっています。
サポート終了後での使用については、セキュリティに関するリスク、脆弱性が指摘されることから、多くの企業では、Windows Server 2008/2008 R2で稼働する業務システムのOSアップグレードやシステム再構築といった、大掛かりなシステム刷新や対応が進められたようです。
■Windows Server 2008/2008 R2サポート期限終了にともなうシステム刷新の実態
Windows Server 2008/2008 R2サポート終了にともなうOSアップグレードやシステム再構築、あるいはこれをきっかけとしたクラウド移行を進めるケースもありますが、いずれも少なくはない構築費用がかかること、思った以上に移行のハードルが高いことなどが理由で、刷新を断念せざるを得ないという企業も多く見受けられました。
当社が独自に行った調査では、すでにサポート期限が終了した2008の前バージョンであるWindows Server 2003や2000の業務システムが現在も多く稼働していることの回答が得られました。当時、問題なく利用できているシステムを刷新することは困難であり、今もなお使い続けているという事実は無理な刷新が望まれていないということの裏付けではないでしょうか。
【関連情報(調査レポート)】
125社に実施したWindows Server 2008サポート期限終了にともなう業務システムの更新計画に関する意識調査
■Windows Server 2008/2008 R2を移行せず使い続けることはできる?
しかし、Windows Server 2008(2008年5月リリース)/2008 R2(2009年10月リリース)の発売時期から考えると、現在稼働しているシステムは10年に渡って使っていることになります。Windows Server 2008のまま使い続ける場合の最大の懸念は、ずばり経年劣化によるハードウェアの老朽化という問題です。
OSやプログラムと違ってハードウェアには寿命があります。サポート終了後もシステムは運用し続けたいのだけど、動作が不安定でメーカーの保守サポートも終了している。やはり覚悟を決めて刷新しなければならないのでしょうか。
■新品ハードウェアにOSごと移行
この問題を解決するのが「ファナティック ハード入替サービス」です。ハードウェアメーカーという特徴を活かし、Windows Server 2008/2008 R2はもちろん、2003や2000が動作するハードウェアを製造することができます。
お使いの業務システムに最適なハードウェアをご用意し、この新しい環境にOSとアプリケーションをそのまま移行。OS再インストールやプログラム改修は一切行わず、いままでと何ら変わらない機能で業務システムを使い続けることができます。
■時間の猶予はできるが着手はお早めに
「低コスト」「短期」での更新が「ファナティック ハード入替サービス」の最大の特長ですが、システムの確実な移行のために、
○ヒアリングおよび調査
○ハードウェア企画・製造
○データ移行と検証
と段階をおって進めるため、ある程度の期間はどうしても必要であり、構成部品や製造ラインがすぐに確保できるとも限りません。
Windows Server 2008/2008 R2のサポートが終了し、OSの再インストールやプログラム改修をご検討しているなどございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
【関連情報・コラム】
Windows Server 2008サポート終了~延命対策サービスのご案内
Windows Server 2008で稼働する業務システムの継続運用(延命方法)について
コラムは読んだけど、
「聞いたことがない方法だし、うまく移行できるのか心配だなぁ」
「知らない会社だけど大丈夫なの?」
「どんな企業かが採用しているのだろう」
といった不安や疑問もありますよね。
そんな不安や疑問を払拭いただくために、
「ファナティック ハード入替サービス まるわかりガイド」
をぜひご覧ください。
ダウンロードは下記からどうぞ。(いわゆるくどい営業はしませんのでご安心ください)
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■ハード入替サービス導入事例
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