コラム

株式会社ファナティックが提供する
『ファナティック ハード入替サービス』に関するコラム。 サポートが切れたWindowsやLinuxOSで稼働するシステムを使い続ける上で、 お役に立つ技術情報、お客様事例などを発信します。

サポート終了となった「Windows Server 2008/2008 R2」
今でもバージョンアップのコスト等にお悩みの企業様はいませんか?


Windows Server 2008/2008 R2 サポート終了

 

■Windows Server 2008/2008 R2サポート期限終了にともなうシステム刷新の実態

2020年1月14日に Windows Server 2008/2008 R2のサポートが終了したことにより、多くの企業でシステムの刷新が検討されました。 OS のアップグレードやシステム再構築、あるいはこれをきっかけとしたクラウド移行を進めるケースもありますが、いずれも少なくはない構築費用がかかること、思った以上に移行のハードルが高いことなどが理由で、刷新を断念せざるを得ないという企業も多く見受けられました。

当社が独自に行った調査では、すでにサポート期限が終了した2008の前バージョンであるWindows Server 2003や2000の業務システムがその後も多く稼働していることの回答が得られました。当時、問題なく利用できているシステムを刷新することは困難であり、今もなお使い続けているという事実は無理な刷新が望まれていないということの裏付けではないでしょうか。

 

【関連情報(調査レポート)】
125社に実施したWindows Server 2008サポート期限終了にともなう業務システムの更新計画に関する意識調査

 

Windows Server 2008/2008 R2 サポート終了

 

■Windows Server 2008/2008 R2を移行せず使い続けることはできる?

しかし、Windows Server 2008(2008年5月リリース)/2008 R2(2009年10月リリース)の発売時期から考えると、現在稼働しているシステムは10年に渡って使っていることになります。Windows Server 2008のまま使い続ける場合の最大の懸念は、ずばり経年劣化によるハードウェアの老朽化という問題です。

OSやプログラムと違ってハードウェアには寿命があります。サポート終了後もシステムは運用し続けたいのだけど、動作が不安定でメーカーの保守サポートも終了している。やはり覚悟を決めて刷新しなければならないのでしょうか。

 

■新品ハードウェアにOSごと移行
Windows Server 2008/2008 R2サポート期限終了後も、いまの基幹システムを低コストで安全・安心に維持したいなら、システム移行サービスである「ファナティック ハード入替サービス」がおすすめです。

このサービスを利用することで、最新OS ・最新ハードに対応させることなく、ハードウェアだけをファナティック製の新品サーバー装置へ入替をして、OS含めたソフトウェア群はそのまま使い続けることができます。コストと人手をかけずに現システムを維持できるため、多くの企業で採用が進んでいます。

 

●「ファナティック ハード入替サービス」の3つのメリット
【1】ソフトウェア購入費や改修コストが一切不要なため、Windows Server 2008/2008 R2 のシステム更新コストを大幅削減が可能
【2】移行成功率100%で、500台以上の移行実績のため移行作業はすべてお任せ
【3】移行後のハードウェアは最長5年間の長期保守

Windows Server 2008/2008 R2とアプリケーションを新しい環境にそのまま移行。 OS再インストールやプログラム改修は一切行わず、いままでと何ら変わらない機能で業務システムを使い続けることができます。

Windows Server 2008をそのまま移行

ファナティック ハード入替サービスまるわかりガイド

 

■安心のセキュリティ

サポート終了後対応で不安視される問題がセキュリティです。サポート修了後はセキュリティの更新プログラムを受けることができなくなりますので、セキュリティリスクが高まり、脆弱性を狙った攻撃への対応が必要になります。

そこでファナティックのハード入替サービスでは、ホワイトリスト型のセキュリティソフトを採用し、安全なファイルやアプリケーションのみを利用できるようすることでセキュリティを確保します。パターンファイルも不要でシステムの負荷が軽く、運用面でも安心してご利用いただけます。

安心のセキュリティ

 

■時間の猶予はできるが着手はお早めに

「低コスト」「短期」での更新が「ファナティック ハード入替サービス」の最大の特長ですが、システムの確実な移行のために、
○ヒアリングおよび調査
○ハードウェア企画・製造
○データ移行と検証
と段階をおって進めるため、ある程度の期間はどうしても必要であり、構成部品や製造ラインがすぐに確保できるとも限りません。

Windows Server 2008/2008 R2のサポートが終了し、OSの再インストールやプログラム改修をご検討しているなどございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

※Windows Server 2008/2008 R2 サポート期限終了とは?

Windows Server 2008/2008 R2サポート期限は、メインストリームサポートが2015年1月13日に終了し、その後の対策として実施された延長サポートも2020年1月14日で終了しました。このタイミングで、延長サポートによって無償で行われているセキュリティ更新プログラムの提供も終了となっています。

Windows Server 2008/2008 R2サポートスケジュール

サポート終了後での使用については、セキュリティに関するリスク、脆弱性が指摘されることから、多くの企業では、Windows Server 2008/2008 R2で稼働する業務システムのOSアップグレードやシステム再構築といった、大掛かりなシステム刷新や対応が進められたようです。

 

【関連情報・コラム】
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