『問題解決型』ハードウェアメーカー
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2025.10.10 簡易マニュアル
BROADCOM Configuration Utilityは、BROADCOM社が提供するHIIのRAID設定ユーティリティです。
BROADCOM SAS3908チップ世代以降のRAIDカードでは、従来のRAID BIOSではなく、BROADCOM Configuration Utilityで設定を行います。
※HIIとは
HII(Human Interface Infrastructure)は、UEFIで利用可能なインターフェースです。HIIに対応している拡張カードなどのデバイスの設定をUEFI上で行うことができます。
UEFIモードとレガシー(BIOS)モードの両方に対応しているマザーボードの場合、UEFIモードに切り替えないとHIIの利用ができません。
① UEFIの「Advanced」タブからRAIDカードのユーティリティ「BROADCOM Configuration Utility」を選択します。
※RAIDカード型番により表示が異なります。
② トップ画面が表示されます。
ここでは、例としてRAID6の仮想ドライブを作成します。
① 「Main Menu」を選択します。
② 「Configuration Management」を選択します。
③ 「Create Virtual Drive」を選択します。
④ 「Select RAID Level」から作成するRAIDレベルを選択します。
⑤ 「Select Drives」を選択します。
⑥ RAIDのメンバーにするディスクを「Enabled」に設定し、「Apply Changes」を選択します。
⑦ 操作完了のメッセージが表示されたら「OK」を選択します。
⑧ 仮想ドライブの初期化設定を選択します。
No:ドライブを初期化しない(※後からVirtual Drive Managementで初期化を実行する必要があります)
Fast:ドライブの先頭100MBを初期化する
Full:ドライブのすべての領域を初期化する
⑨ 設定を確認し、問題無ければ「Save Configuration」を選択します。
⑩ 「Confirm」を「Enabled」に設定し、「Yes」を選択します。
⑪ 操作完了のメッセージが表示されたら「OK」を選択します。
① 「Main Menu」を選択します。
② 「Make JBOD」を選択します。
③ JBODにするディスクを「Enabled」に設定し、「OK」を選択します。
④ 「Confirm」を「Enabled」に設定し、「Yes」を選択します。
⑤ 操作完了のメッセージが表示されたら「OK」を選択します。
① 「Main Menu」を選択します。
② 「Drive Management」を選択します。
③ ホットスペアに設定するドライブを選択します。
④ 「Select operation」を選択します。
⑤ 「Assign Global Hot Spare Drive」または「Assign Dedicated Hot Spare Drive」を選択します。
Global Hot Spare:複数の仮想ドライブに対してのホットスペアとなります
Dedicated Hot Spare:特定の仮想ドライブに対してのホットスペアとなります
⑥ 「Go」を選択します。
⑦ Dedicated Hot Spareに設定した場合は、ホットスペアとなる対象の仮想ドライブを「Enabled」に設定し、「OK」を選択します。
⑧ 「Status」が「Hot Spare」に変化します。