FANATIC REPORT ファナティックレポート

NVIDIA RTX 6000 Ada vs RTX A6000 ベンチマーク比較 ~TensorFlow 学習ベンチマーク(ResNet50)~

2023.03.17 ベンチマークレポート


NVIDIA RTX 6000 Ada vs RTX A6000 ベンチマーク比較 ~TensorFlow 学習ベンチマーク(ResNet50)~

2022年秋に取扱いを開始しました、NVIDIA Ada Lovelaceアーキテクチャベースの新GPUであるRTX 6000 Adaの学習ベンチマークを行いました。前世代AmpereアーキテクチャベースのRTX A6000との比較で、1基および2基搭載時の結果をご報告いたします。
注)ベンチマーク取得時期にともない、OSやドライバ環境などが異なりますのであらかじめご了承ください。

 

[RTX 6000 Ada/RTX A6000仕様]

RTX 6000 Ada RTX A6000
GPUアーキテクチャ Ada Lovelace Ampere
CUDAコア 18,176 10,752
Tensorコア 568 336
RTコア 142 84
メモリサイズ 48 GB GDDR6 48 GB GDDR6
メモリバンド幅 960 GB/s 768 GB/s
ディスプレイ ポート DisplayPort 1.4a x4 DisplayPort 1.4a x4
最大消費電力 300 W 300 W
グラフィックス バス PCIe Gen 4 x 16 PCIe Gen 4 x 16

 

[総評]
新GPUであるRTX 6000 Adaは前世代のRTX A6000に対し、1基搭載の場合、2基搭載の場合いずれも約1.4倍~約1.5倍のパフォーマンス向上という結果が得られました。また各々2基搭載時には1基搭載時の約2倍の数値となりスケールアウトすることが確認できました。

 

[詳細]

■TensorFlow 学習ベンチマーク(ResNet50)

<RTX A6000>
・OS:Ubuntu 20.04.2
・GeForce Driver:465.19.01
・CUDA:11.3.1
・Docker:20.16.tf1.py3

<RTX 6000 Ada>
・OS:Ubuntu 22.04.2
・GeForce Driver:530.30.02
・CUDA:12.1
・Docker:23.02.tf1.py3

 

ResNet50(fp16 Batch512)
※画像をクリックすると拡大します。
NVIDIA RTX 6000 Ada vs RTX A6000 ベンチマーク グラフ1

 

ResNet50(fp32 Batch384)
※画像をクリックすると拡大します。
NVIDIA RTX 6000 Ada vs RTX A6000 ベンチマーク グラフ2

 

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