『問題解決型』ハードウェアメーカー
ファナティック
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人気テレビドラマシリーズ「24」や「プリズン・ブレイク」を放映するFOXネットワークス株式会社。同社がハイビジョン(HD)放送のさらなる普及を視野に、完全テープレス化の新放送システムを稼働したのは2009年5月1日のことでした。
新放送システムの肝となるのが、大容量のコンテンツファイルを格納・編集するサーバ群です。これに採用されたのが、ファナティックのBTO(Build To Order)オリジナルサーバでした。
HD放送では、放送前に、素材の編集・加工や、ファイル容量を最適化などの処理を行います。
高品質のコンテンツを視聴者に供給するには、大容量ファイルの格納・加工・編集に耐え得るシステムが必要になるため、HD放送には莫大な投資を要するのが一般的でした。同社 放送制作技術部 部長のネイサン・バンクス氏は、「コンテンツファイルを放送用に変換し、格納するタイプの従来型システムではなく、投資額を抑えるために、編集・放送・アーカイブまでを一つのファイル形式のみで一貫して行える仕組みを構想しました」と語ります。
新放送システムのソフトウェアはバンクス氏自身が開発し、 ハードウェアにはファナティックのBTO(Build To Order)オリジナルサーバを採用。「自作マシンのようなカスタマイズ性と低価格を両立し、なおかつメンテナンスを保証してくれるのは、ファナティックしかありませんでした」(バンクス氏)。
1.5TB HDD×22(Raid6)を使用した30TBのストレージサーバを、東京渋谷区にあるプロダクション拠点側に映像制作用コンテンツサーバとして3台、同品川区にある放送マスター拠点側にOA素材用ニアラインサーバとして7台(内2台がバックアップ用)を導入。
さらに送出システム制御用サーバや、監視システム用サーバなど、あらゆる部分にファナティック製品を利用しています。
導入に当たってファナティック側は、消音などのきめ細かい要件にも対応。新放送システム稼働後、制作会社からのコンテンツ納品フローの改善や、知財管理の徹底などの大きな効果が得られました。
HD化が進む放送業界の中で、この新放送システムがけん引役として大きく期待されているそうです。
「通常の5分の1程度の投資で、最新型の放送システムを構築できたのは、ファナティックのおかげだと思います」とバンクス氏は評価しています。
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