CASE 導入事例

株式会社ホリ様

突然のハードウェア保守部品終了の通告、
時間がかかるシステム刷新にはまず現行ハードの対策

ゲーム周辺機器のリーディングカンパニー

「ゲームをもっと楽しくする」をスローガンに、家庭用ゲーム機器向けのさまざまなタイプのコントローラーをはじめ、ゲームキャラクターを使ったアクセサリーやポーチなどの企画、開発、販売を手がけるホリ様。

昭和42年創業の同社は、流行の移り変わりと変化の激しい業界にあって、スピードと新たな発想でチャレンジを続け、ワールドワイドで勝負できるモノづくりを展開。

熱烈なゲームファンのみならず、ゲームを楽しむ幅広いお客様に支えられて、業界ではゲーム周辺機器のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いている。

多種多様な製品を扱う同社では、生産管理、在庫管理、販売管理に数多くのユーザー企業を持つ国産の基幹業務パッケージを利用している。約10年前、当時の業務処理に最適なシステムとして導入された。

 

 

 

保守部品終了でシステム刷新を検討

各業務の基盤として現場に定着したシステムであったが、導入を担当したベンダーからハードウェアの保守部品終了を通告された。

保守部品の終了はサーバーが故障すると業務遂行不能に陥ることを意味するため早急な代替策が必要となるが、ベンダーから提示された案はクラウドへの移行であった。

代替案はクラウド移行の一択しかない上に、現行システム導入時の初期費用と比べてもかなり高額になることがわかった。この提案をきっかけに、いずれ来るシステムの刷新に向けては費用を抑えるための工夫も必要なことが明らかになった。

システムを使用している業務部門から横断的にメンバーが集められ、システム刷新の方針について検討が進められることになった。

オンプレミス、クラウドといった環境の種別には拘らないが、いずれにおいても現行機能の継承では効果的とは言えない。構築当初と比べ、システムがカバーする業務範囲も大幅に変化し、今では使用していない機能も多いためだ。

システム刷新においては、必要な機能に絞ってカスタマイズなしに実装できるパッケージソフトを選定する方針とされた。

必要な機能がパッケージの標準機能に用意されていない場合は、業務をシステムに合わせることを検討し、カスタマイズによる初期構築費用やメンテナンス費用を極力抑えることを目標とした。

また、同検討を経て、システムの刷新には少なくとも2、3年はかかることが判明。カスタマイズを容認する場合と比べ、期間は大幅に抑えられているもののシステムの刷新は保守部品終了への早急な代替案にはならず、別案の検討が必要となった。

 

 

 

当面の課題は老朽化したハードウェアへの対策

当面の課題は老朽化したハードウェアであるなか、別案として浮上したのが中古サーバー調達であった。しかし、状態のわからない中古機では保守部品終了の代替案にはなりえないどころか、現状よりも悪化させてしまうこともあり得る。

そうした中、メンバーの一人から「ファナティック ハード入替サービス」が推薦された。同サービスは老朽化したハードウェアを新品のハードウェアに入れ替えられるだけでなく、長期保守サポートも受けることができる。入れ替えはホリ側での作業が不要なため、各メンバーが抱える通常業務への影響も最小限で済む。

新品のハードウェアであるためシステムの稼働は安定し余計な心配もなくなる。重要なシステム刷新プロジェクトに注力できると検討メンバーからの高評価を得て採用が決まった。

その後、ハードウェアの入れ替えが完了し、システムはこれまでと変わりなく業務に利用されている。刷新プロジェクトが完了するまで安心して使い続けられる環境が無事整えられた。

現行システムのリスク回避、システム刷新までの時間とリソースの確保に加えて、本来業務への影響の最小化を実現したファナティック ハード入替サービスは、スピーディーな製品開発への取り組みを行うホリに貢献したといえるだろう。

 

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