コラム

株式会社ファナティックが提供する
『ファナティック ハード入替サービス』に関するコラム。 サポートが切れたWindowsやLinuxOSで稼働するシステムを使い続ける上で、 お役に立つ技術情報、お客様事例などを発信します。

新機能よりも安定した環境確保が優先、 CADシステムのハード老朽化対策【事例に学ぶ】


 

■製造工程の起点となる図面
製造工程の起点となる図面。この図面作成に使われるCADシステムのソフトウェアは、業種や製品分野などに特化した専門性の高いものが多く存在しています。それらは特定業種や業務の図面作成において利便性の高い様々な機能が盛り込まれているという特徴があります。

すでに機能が充実していることもあり、CADソフトの場合は他の業務用ソフトと異なりバージョンアップせずに長く使われる傾向にあるようですが、やはりハードウェアの老朽化という問題は避けられません。

 

■不安定な作業端末でのデータ消失の懸念
今回、ご相談いただいた企業は、オーダーメイドで鋼製建具を製造する企業。オーダーメイドという特性上、多種多様な製品とこれらを構成する大量のパーツごとに図面を作成する必要があり、同社では全10台の作業端末を使い連日フル稼働で対応する日々が続いていました。

そのような状況のなか、うち1台が予期せぬシャットダウンをするなど経年劣化による不安定な動作がみられるようになってきます。場合によっては作業途中の図面データが消えてしまうことも懸念されるため、製造にも支障が出かねない深刻な状況となっていました。

このため不安定なハードウェアに変わる新しいPCの調達を検討。この際OSとCADソフトともに新しいバージョンになるため全10台を交換する必要がありますが、業務にはいまの機能で十分であることに加えて高額なコストが発生するため見送られることになりました。

 

■業務環境の早期安定確保を優先
現段階での結論としては、まずは問題となっている1台の対策を行い業務を安定させること。それにはいまのバージョンのCADソフトをそのまま使い続けることができる「ファナティック ハード入替サービス」が最適だったといいます。

入れ替えた新しいハードウェアでは、起動時間が短くなったことに加え処理スピードもアップ。図面作成の作業も体感で3~4倍ほど早くなり、待ち時間が少なくなったことで思考が妨げられることもなく、設計効率が大きくあがったと実感されています。

 

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