株式会社ファナティックが提供する
『ファナティック ハード入替サービス』に関するコラム。
サポートが切れたWindowsやLinuxOSで稼働するシステムを使い続ける上で、
お役に立つ技術情報、お客様事例などを発信します。
■IT投資とは
IT投資とは、業務効率化、コスト削減、システムの安定化、セキュリティの向上、ITを活用した新ビジネスの提案・開発などへかける費用のことをいいます。近年の情報技術の革新により、企業の予算におけるIT投資が占める比率も増加してきました。そしてこの IT 投資はこのデジタル時代において企業の競争力を左右する要因にもなってきており、意味のあるITシステムの導入や DX 推進のため、定量的に正しく投資判断することが重要となってきています。
IT投資と聞くと大規模なシステム導入等をイメージされることもあるかもしれませんが、その範囲は幅広いものがあります。例えば WEB を活用した情報発信もそのひとつで、多くの企業がこういったことへの取り組みを始めています。投資する金額の大小にかかわらず、その企業にとってコストを上回る効果がでれば有効なIT投資と言えます。
■IT投資におけるメリハリとは?
新型コロナウイルスの影響により、多くの企業ではIT投資戦略の見直しを迫られています。
なかでもデジタル技術を活用したビジネス変革、いわゆるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進こそ、混迷の時代の経営をサポートするIT投資のあるべき姿かもしれません。
しかし経営資源は有限です。IT投資においても無駄な経費は極限まで減らしつつ、DX等の成長が見込まれる分野には積極的に投資をする、そんなメリハリがより重要になってきます。
たとえば、旧来のバックオフィス系は経費側のシステムとして、新たな価値を生み出すデジタルトランスフォーメーション(DX)系は投資側のシステムとして位置づけてみましょう。
■IT投資で費用対効果が得られない理由
いま企業として投資すべきはDX推進など価値を生み出す“攻め”のシステムです。しかしながら、そのIT投資額、必要な人材・技術など、はっきりと見えないことが多く、そのストーリー策定に集中させる必要があります。
そのため“守り”のバックオフィス系システムに関するリソースは必要最小限に抑え、DX推進にリソースを割けるような効率的なIT投資比率や人員の配分を行う必要があるでしょう。
基幹系システムに代表されるバックオフィス系の多くは、サーバー装置の保守切れ、Windowsのサポート終了、パッケージソフトウェアのバージョンアップなどの様々な外的要因をトリガーとしてシステム全面刷新を繰り返しています。目的は外的要因への対処が中心のため、数千万~億のコストに見合った費用対効果を得られない事例が多いようです。
またコストだけでなく、バージョンアップにともなう他システムとの調整や試験工数が発生するため、予想以上のマンパワーと期間が必要となり、IT部門のリソース不足に拍車をかけており、対策が必要です。
■効率的なIT投資によるDX推進の最初のステップ
DX推進には、業務や経営の変革のためのデジタル技術の活用準備等に一定のコストが必要となります。そのため IT 投資においては、 DX推進への投資資金確保のため、バックオフィス系のシステムの維持コストをできるだけ抑えることが重要です。
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